第16回 愛されることより、愛すること

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「人にどう思われるのか」

「人に不愉快な思いをさせたんじゃないか」

こんなことを気にする人、たくさんいますよね。

これって、「嫌われたくない」っていう強い想いの表れです。

「好かれたい」「愛されたい」ってことの裏返しです。

よく「相手を不愉快にさせてはいけないから」

なんていいいますがそうではないです。

相手の機嫌を取ることよりも大事なことなんて、

世の中に100万個以上あります。きっと。

相手が嫌な顔をしたら、

あなたが不安におののく理由は、

心の奥底に秘めた、「自分は誰からも愛されない存在だ」

という最も恐れる疑念が真実になってしまうからです。

それだけは受け入れらない。

そうなったら生きられない。

だから「愛されていない」ってことを突きつけられることが怖くて、

気を使い、顔色を読み、相手の気にいるように一生懸命言葉を選び、

そして失敗するんです。

いつも相手の気にいる言葉だけ吐き続けることはできませんから。

ですので、それはいつも失敗に終わり、

あなたの疑念はどんどん表面に浮かび上がり

どんどん人と話すことが怖くなってしまいます。

「ああ、やっぱり私は価値のない人間なんだ。」

「ああ、やっぱり私は愛されない人間なんだ。」

あなたの呟きが聞こえるようです。

あなたが何故、その疑念を拭えないのかは別の機会に譲りましょう。

今回は、愛される術。好かれる方法。

それをあなたは知りたいし、やりたいんですよね。

そのために、いつも気を使い、言葉を選び、失敗し、落ち込んでるんですから。

ですから今日はその方法をお教えします。

もう、お分かりですか?

そうです。

「愛する」ことです。

「愛される」ための1番の術は「愛する」ことです。

「好かれる」ためには「好く」ことです。

誰を?

自分を。

相手を。

相手に気を使う時、

それはあなたが自分の本音に「ウソ」をつく時です。

自分自身でいることに、「ウソ」をつく時です。

嘘をついて愛されるのは、とても難しいことです。

その時のあなたの「本音」は

「怯え」か「不安」か「嫌悪」か「怒り」か

なんにせよ、

「好意」や「愛」ではないのではないですか?

もしそうなら、「ウソ」をつく必要はないですもの。

相手に好かれたかったら、

気に入られるようにどう振る舞うかではなく、

相手にどのような「こころ」で向き合うかが問題なのです。

どうするかではなく、どうあるか。

あなたの子供、あなたのパートナー、あなたの上司、

あなたの部下、あなたの親、あなたが出会う全ての人。

あなたはどんなこころを差し出しますか。

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