第50回 『プライド』ではなく、『自尊心」

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「自尊心」って、よく「プライド」って言われますね。

「プライドを持て」とか
「プライドが高い」とか

でも「プライド」っていうと
なんだか「自尊心」っていうより
「優越心」とか「優等心」とかに思えるのは私だけでしょうか。

「人より優れているっていうこころ」みたいな。
「プライド」って他人に評価され、認められて満たされるもの。

では「自尊心」とはなんでしょう。
それは、その言葉の通り、
「自分を尊ぶこころ」なんです。

私は私だというこころ。
そこに、他人は必要ないこころ。

誰に認められなくとも、私が私であることを限りなく尊ぶ。
「自尊心」って、自分で自分を認めて満たされるもの。

今の世の中は、プライドは持っているけれど、自尊心は持っていない人が多すぎるのです。
「自分が人より優れていることを証明しなければいけない」って言うのは、
ただ自分であるだけでは、価値がない
人に認められない自分は価値がない
って言っているようなものだから。

私に言わせれば、自尊心とプライドは真逆なもの。

プライドは他人軸
自尊心は自分軸。

だから、プライドを捨てて、自尊心を持ってください。
誰が優秀だろうと、美しかろうと、どうだっていいんです。
ただ、あなたがあなたのなりたいものに向かって歩むだけだから。

あなたにつけられる点数なんてどうだっていいんです。
あなたがなりたい自分に向かって歩めているかが問題で、
それは他人が点数をつけられるものではないから。

自分を尊び、自分を愛し、より自分になっていく。
他人と上下を競うのではなく、ただそれぞれが、それぞれのなりたい自分を目指し、互いに尊重していく。

よほど美しいと思いませんか。


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